こんにちは、小泉です。
前回、ワードプレス(以下WP)のダッシュボードに
ログインできなくなった原因が、バージョンの
アップデートによるものだと判明しました。
バージョンを「5.0」以降にアップした際、
インストールしてあるプラグインとの間で
不具合が起こったようなんですね。
⇒WPのダッシュボードに入れないときの対処法、プラグインの強制停止
ということで、次はWPのバージョンを
「5.0」以前に戻す作業に入りたいと思います。
目次
WoedPress旧バージョンのダウンロード
まずは、WP旧バージョンのダウンロードから、
インストール前の準備まで行います。
WP公式サイトへアクセス
はじめに、WPの公式サイトにアクセスします。
検索窓に「www.wp.org」と入力。
すると、検索結果の3~4番目くらいに、
「日本語ーWordPress」というサイトが
表示されますのでアクセスします。
WPバージョン「4.9.10」をダウンロード
WPの公式サイトに入ったら、
右上の「WordPressを入手」をクリック。
表示されたページから、
「追加リソース」の「すべてのリリース」を選択。
過去にリリースされたWPのバージョンが表示されますので、
その中から「4.9ブランチ」の「4.9.10」をZIP形式で
ダウンロードします。
不要なファイルを削除
ダウンロードが終わったら、フォルダに保存されている
「wordpress-4.9.10-ja」を開きます。
「wordpress」フォルダまで開いたら、
その中にある「wp-content」フォルダを削除します。
このファイルはダウンロードしたバージョンによって、あったり無かったりします。
インストールファイルを解凍
不要なファイルを削除し終わったら、
ZIPファイルの中の「wordpress」フォルダを、
ドラッグ&ドロップでデスクトップ上に
解凍しておきます。
ここまでで、インストール前の準備は完了です。
WordPress旧バージョンの手動インストール
ではここからは、旧バージョンの
インストール作業に入ります。
インストールは前回同様、フリーのFTPソフト
「FileZilla」を使って行います。
⇒無料FTPソフト「FileZilla」のインストールと初期設定
FTPソフトでサーバーと接続
「FileZilla」を起動させ、PCとサーバーの
データベースを接続します。
接続が終わったら、
PC側を「デスクトップ」⇒「wordpress」
サーバー側を「サイトURL」⇒「public_html」
の順に開きます。
ファイルをサーバーへアップロード
両側とも同じようなファイル郡が表示されたら、
PC側のファイルをすべて選択し、サーバー側へ
ドラッグ&ドロップします。
中にコピーしてしまわないように注意します。
アップロードが始まると上書きの設定画面が開きますので、
画像の赤丸の欄にチェックを入れ「OK」を押します。
インストールが開始されました。
左下のファイル転送が止まれば、
インストールは完了です。
WordPressデータベースの更新
インストールが終わり、WPにログインすると、
データベースの更新画面になりますので、
「データベース更新」をクリックします。
データベースの更新が終わったら「続ける」をクリック。
ダッシュボードに入ると、
バージョンが「4.9.10」に変わりました。
最後に、前回の記事で停止しておいた
プラグインを有効化します。
これで、WPのダウンデートは完了です。
まとめ
今回はWP旧バージョンのダウンロードと
インストールについての解説でした。
「WP5.0」以降のバージョンは、今までのものと
仕様が異なるので、ざまざまな問題があると噂には
聞いていました。
それで今までアップデートをためらっていたのですが、
「どうせいずれは使うんだから」と、思い切って
バージョンアップしたのが今回のトラブルの原因と
なってしまったようです。
この件に関しては、旧バージョンに戻すことで
なんとか事なきを得ましたが、もしもデータが壊れて
「画面まっ白」なんてことになってしまったら、
もう二度と立ち直れなかったかもしれません。
なのであなたも、WPを「5.0」以降のバージョンに
アップデートする際には十分に注意してください。
それではまた。